2026年、私はローカル動画生成をぜーんぜんやらなくなっていた。何故ならばローカルで頑張らなくてもSora2で無料で高品質な動画を生成しまくれるからである。
しかし、Sora2は4月にサ終してしまった。Sora2難民と化した私はちょうどその頃日本からも使えるようになったSeedance2.0に脱出した。しかしSeedance2.0を使うには高額サブスクや高額従量課金が必要になり苦しかった。とは言え今さらローカル動画生成にも戻れない。
去年、Wanの2.1や2.2がオープン公開されてた頃はクラウド動画生成よりもローカルの方が強かった。ローカルならポーズやデプスでコントロールできたりしてクラウドより融通が効いた。しかしそれ以降のWanがクローズ化しちゃった事でローカル動画生成は停滞傾向にあった。
クラウドのSeedance2.0はたしかに圧倒的クオリティだったが問題もあるっちゃある。Seedance2.0というかRunwayの問題なのだが不適切な表現のプロンプトとか入力すると一発垢バン食らうというウワサがツイートで流れてきてた。不適切な表現とはまあエロ・グロ・暴力・未成年などの表現である。高い金払ってるのにバンされたら返金も無しだという。それは困る。バンにビクビク脅えながら表現規制食らいながら動画作ったところでなんもたのしくない。
そこに追い打ちをかけるようにRunwayの無制限プラン自体が消滅するというお知らせが来た!もう駄目だ…従量課金でSeedance2.0やってたら金が溶けて溶けてしゃーない…無理です…。
そういう絶望感の中で飛び込んできたのがMiniMaxが最新の動画生成モデルであるH3をオープン化するというニュースである。
https://x.com/Hailuo_AI/status/2083016832844550542
これマジ?にわかには信じがたい。なんか中国政府とか米国政府とかがガタガタ言い出して公開中止になるんじゃねえの?ダウンロードするまでは安心できない…とか言ってたらフツーに8/3に公開されてしまった。
https://x.com/MiniMax_AI/status/2084106804032872591
というわけで公開された早速MiniMax-H3を触ってみよう。果たして実用的なクオリティと速度が出るのか?Seedance2.0を置き換えできれば最高なんだけど。
H3はComfyUIで初日からデイワンサポートされていた。
こちらの記事にComfyUIでH3使う方法書いてるしワークフローもあるし、動かす手順とか書いてくれてるのでとりまこれ見てくださいで済む。SageAttentionの入れ方も書いてる。SageAttentionはほぼ劣化無しで生成速度結構上がるので絶対入れた方がいいです。入れたらPatch Sage Attention KJノードを挟むかComfyUI起動引数に--use-sage-attentionを追加すると適用される。
MiniMax H3: ComfyUI Workflow Examples - ComfyUI
ところでH3のモデルは8種類も上がってるがどれが何なのか?(結論から言うとprunedのint8_convrot使えばOK)

まずfl2vaはT2VやI2V、FL2Vする時に必要なモデルで、ref2vaはリファレンスモードの時に必要なモデルという違いである。
prunedとそうじゃないモデルの違い。prunedが付いてない奴はオリジナルのモデルで、prunedが付いてる奴はパラメータを40%枝刈りして軽量化したモデルである。オリジナルは34GBでprunedは21GB。手元でちょっと比較したり他の人の比較結果を見る限り、どっちを使っても品質は大差ない。prunedの方が若干生成も速くなるのでこっち使っとけばいいと思う。