昨日の夜、NVidia Broadcastを使って、ボイレコ収録したmp3ファイルからノイズ除去する方法についてメモを書いた。
23/07/21 NVidia Broadcastでmp3ファイルの音声からノイズ除去する
Broadcastのノイズ除去性能はかなり素晴らしいが、リアルタイム処理しかできないため、収録済みmp3ファイルに処理する時もリアルタイムで時間がかかってしまうという問題があった。
だが、これに対してunwithererさんがかなり画期的な情報をリプで提供してくれた。
https://twitter.com/unwitherer/status/1682076160191254528
なんと、NVidia Broadcastに使われてるノイズ除去AIは、NVidia MAXINE AFX SDKという開発者向けSDKとしても提供されているらしい。それを使えば任意のwavファイルからサクッとノイズ除去できてしまうという。
マジか!?それができるなら、もう1時間の音声を処理するのに1時間まるごと丸ぼうけしなくて済む!情報ありがとう!
と思って、さっそく試してみた。
まず、”NVidia Broadast 再頒布可能パッケージ”とやらのインストールを行うが、これはインストーラをダウンロードして実行すればいいだけだ。こちらのページから、オーディオエフェクトの自分のグラボに合ったものをダウンロードしてインスコする。
NVIDIA Broadcast ソフトウェア統合: リソースをダウンロードする
そんで、AFX-SDKのGitHubリポジトリからzipダウンロードして解凍する。
https://github.com/NVIDIA/MAXINE-AFX-SDK
解凍したフォルダを開いて、samples/effect_demoの中に、”run_denoiser_48k.bat”というバッチファイルがあり、これを叩けばwavファイルをノイズ除去できるらしい!
でも、入力するwavファイルとかはどこから指定するんだろう?というと、”denoiser48k_cfg.txt”というコンフィグファイルから色々設定できる。